Amazonで「軽量 ソロテーブル」と検索すると出てきた「FLYFLYGOのアルミ製ミニテーブル」。
価格は2,000円以下で重量420g。コスパ・スペック面だけを見れば、なかなかお買い得な商品のようにも思えます。
ですが、如何せん中華製であり、「すぐに壊れないか?ちゃんとテーブルとして機能するのか?」など、興味があっても二の足を踏む方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Amazonで注文したFLYFLYGOのテーブルが届いたので、実際の使用感などをレビューします。
※FLYFLYGOのテーブルは2種類あり、今回購入したのは”ミニテーブル”の方です。アウトドアテーブルとは別商品になるのでご注意ください。

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アルミ製ミニテーブルの基本スペック

Image by amazon.co.jp
メーカー名 | FLYFLYGO |
サイズ | 展開サイズ:幅35 × 奥行25 × 高さ10cm 収納サイズ:幅39 × 奥行15cm |
重量 | 420g(収納ケース含め) |
負荷重量 | 約10kg |
カラー | グレー、ブラック |
FLYFLYGO・アルミ製ミニテーブル
Amazonの公式表記を見ても、スペック的には問題ないのではないでしょうか。
このサイズで比較対象となっているキャプテンスタッグの「アルミロールテーブル」とSOTOの「フィールドホッパー」を見ても、それぞれ一長一短があり、FLYFLYGOも選択肢の一つとして十分考えられます。
キャプテンスタッグ | SOTO | |
サイズ | 展開サイズ:幅40 × 奥行29 × 高さ12cm 収納サイズ:幅6 × 奥行40 × 高さ7cm | 展開サイズ:幅29.7 × 奥行21 × 高さ7.8cm 収納サイズ:幅29.7×奥行11×高さ1.9cm |
重量 | 700g | 395g |
負荷重量 | 30kg | 3kg |
価格 | 1,411円 | 5,184円 |
最も負荷耐性があり、価格も安いのがキャプテンスタッグの「アルミロールテーブル」。
軽量、かつブランドイメージも高いのがSOTOの「フィールドホッパー」。
フィールドホッパーと性能が似ていながら、一回りほどサイズが大きいFLYFLYGOの「ミニテーブル」。

ケースも含めた重量は420g
ちなみにAmazonでの評価は以下のように分かれています。
FLYFLYGO ★★★★☆(75)
キャプテンスタッグ ★★★★☆(2,010)
SOTO ★★★★☆(207)
※2018年12月現在
星評価はどれも横並び。ですが、口コミ数も加味すると「キャプテンスタッグ > SOTO > FLYFLYGO」という人気順になっています。
FLYFLYGOを選んだ理由

黒色なので、メスティンやアルコールストーブの色とマッチします
ではなぜ、僕があえて3つの中で人気度が低いFLYFLYGOを選んだのかと言えば、それは極単純な理由です。『軽くて黒いソロキャン用テーブル』が欲しかったから。
キャプテンスタッグは頑丈で安く、さらに口コミでの評価も高いですが、FLYFLYGOの約1.6倍の重量があります。さらにロール式なので、収納時の厚みも一番大きいです。
SOTOのテーブルは価格が一気に上がるのと、サイズが少し小さめ。また、マッドブラックカラーがコラボ商品しかなく、現在は入荷待ち。
サイズ感、重量、価格的に最も理想に近かったのが、FLYFLYGOのミニテーブルでした。
ちなみにSOTOのフィールドホッパーとFLYFLYGOのミニテーブルは完成形こそ似ていますが、作りは全くの別物。
SOTOはテーブル部分と足が一体化しており、折りたたまれているだけなので数秒で組み立てられます。逆にFLYFLYGOは、テーブル部分と足が完全に分かれており、組み立てまでに数十秒〜1分ほどかかります。

FLYFLYGO組み立て前
そのあたりの性能差が価格へと反映されているので、テーブルを選ぶ際は参考にしてください。
FLYFLYGOの組み立て方法

天板裏に書かれた説明図は英語表記
組み立て方法ですが、天板の四隅に開いた穴に足をはめ込むだけなので、説明図を見なくても大丈夫です。

四隅に足をはめ込み…

足の中心を天板の凹みに入れて完成 / 指紋が目立つのがデメリット…
少し力は必要ですが、慣れればすぐに組み立てることが可能。
個体によっては天板や足にバリがある場合も。組み立て中に手を滑らせると怪我をする恐れがあるので注意が必要。また、色が黒の場合、足で天板をこすった時の傷が目立ちます。
テーブルとしての機能

手前がFLYFLYGO、奥がSOTOのフィールドホッパー
テーブル組み立て後は、スペックの記載(負荷重量10kg)通り、ガッシリしています。サイズ感もソロとしては申し分のない大きさ。
特に、テーブルとなる部分に”返し”がついているのは非常にありがたいです。箸など転がりやすいモノでも、地面に落ちる心配はありません。
また、天板部分はアルミ、足はステンレス棒でできているので、バーナーや焚き火近くでの使用も安心。
一つ残念な部分があるとすれば、もう少し高さが欲しかったこと。ソロ用で、なおかつ軽量化を求めた結果なのでしょうがない事ですが、あと数cmでも高ければ「見てくれ・使い勝手」共にさらに向上したと思います。
しかしながら、2,000円以下で重量420gと考えるのであれば、申し分のない性能。価格が安い分、遠慮なくガシガシ使うことができます。
FLYFLYGOも選択肢の一つ
FLYFLYGOは、とにかく軽量で安いミニテーブルをお探しの方にはぴったりの商品。特にソロキャン用テーブルを初めて買う人にとってはお試しとしてちょうどいいと思います。
逆に、ブランドイメージや見かけを気にする方は、SOTOの「フィールドホッパー」やスノーピークの「オゼン ライト」がおすすめ。
FLYFLYGOを選択したからと言って、決して使えないことはなく、値段相応の働きは必ずしてくれます。
FLYFLYGO・アルミ製ミニテーブル
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