キャンプへ行き、メスティンとポケットストーブでお米を炊く人も多いのではないでしょうか。
関連記事:メスティンとエスビット(固形燃料)でお米を上手に炊く方法
ポケットストーブの場合、付属している、もしくは100均で買える固形燃料が燃え尽きたの時が炊飯できた合図になるので、とても分かりやすいです。時間を計る必要もなく、自動炊飯が可能。
今回は、ポケットストーブではなく、アルコールストーブを使用した炊飯をご紹介します。
固形燃料よりもコスパが優れており、煤(すす)が出ない分、メスティンが汚れにくいのでおすすめです。
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目次
アルコールストーブで自動炊飯するために用意するもの
ポケットストーブよりもハードルが高く感じますが、アルコール燃料の量さえ分かっていれば、こちらも自動炊飯ができます。
・お米(1合)
・アルコールストーブ(+五徳)
・アルコール燃料(30ml)
・メスティン
・水(200ml)
今回、お米は無洗米を、メスティンはソロに特化したTR-210を使用しています。
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あと、水は大体200mlぐらいだと思います。正確には測っておらず、メスティンのリベット中心を目安に入れました。
アルコールストーブをまだお持ちでない方は、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:おすすめのアルコールストーブ5選。トランギア・エバニュー・・・どれを選ぶ?
お米を水に30分間浸す
無洗米ではない場合、まずはお米を研ぎ、精白したときに出る「ぬか」を取り除きます。
そのあと、メスティンにお米と水を入れ、30分〜1時間ほど水に浸します。夏場は30分間、冬場は1時間ほど。
水に浸さなくてもお米を炊くことはできますが、美味しく炊くためにはこの順序は外せません。水に浸すことで、ふっくらとした炊き上がりになります。
お米を水に浸したばかりだと、お米が浮いています。お米の芯まで水が浸透すると全てのお米が沈んでいき、さらに白さが増します。
これで下準備は完了。あとはアルコールストーブに火を点けて、お米を炊いていきます。
アルコール燃料は30mlで20分前後燃焼
自動炊飯でやりたい場合、燃料は30ml〜35mlのアルコール燃料を用意します。
僕がアルコール燃料を持ち運ぶ時は、VARGOのアルコール・フューエルボトルに入れており、目盛りはoz(オンス)表記。そのため、1ozの線をちょい越えるぐらいの燃料を入れました。(※1ozは約28ml)
関連記事:フューエルボトルのおすすめ5選。アルコール(液体)燃料の持ち運びに便利な入れ物
エスビットに限らず、どのアルコールバーナーも容量はだいたい100mlなので、目盛りがない場合は3分の1より少し多めに入れておけばOK。
アルコール30mlで約20分間燃焼します。
五徳選びは慎重に
今回使用した五徳はエバニューのALストーブ用チタン十字ゴトク。しかし、エバニューの五徳だと小さすぎて、メスティンを乗せるとバランスの悪さが気になりました。
今後、五徳を買う予定があれば、もう少し大きめの五徳を用意しておいたほうが良さそう。メスティンで炊飯することを考えれば、トランギアのトライアングルグリッドの方がサイズ的に安定すると思います。
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もしくは、シェラカップを五徳代わりに使うのもあり。スノーピークのシェラカップはちょうどいいサイズでした。
ただ、ちょっと高さが足りないかもしれないので、火が消えてないか確認が必要。深鍋を持っている方はそれを五徳にしてもいいと思います。
あとは20分間放置
ここからはアルコールストーブの火が消えるまで放置で大丈夫です。火を扱っているので、目を離さないようにだけ気を付けてください。
6〜7分を超えたあたりからグツグツという音がしてきます。10分を越えると吹きこぼれてくるので、重しをメスティンの上に置きましょう。
キャンプ地であれば、近くに落ちてる石を。他にも缶詰を置いておくことで、同時に温めることができます。
アルコールストーブの火が消えたら裏返して10分間放置
アルコールストーブの火が消えたら、すぐには蓋を開けず、裏返して10分ぐらい置いておきましょう。
夏はそのまま裏返してOKですが、冬はタオルなどに巻いて保温するようにしてください。
裏返す理由としては、焦げ付きを防ぐことができ、また、お米全体に水分と熱が行き渡るので『ふっくらとしたご飯』になります。
そして完成
以上の工程を済ますことで、ふっくらとしたご飯が炊き上がります。
アルコール燃料の量さえ分かっていれば、時間を計る必要もなく、初めての方も簡単にアルコールストーブとメスティンで半自動炊飯ができます。
注意点としては、先ほども述べたとおり、メスティンのサイズに合う五徳を選ぶこと。あとは、風が強い場合は風貌の用意も忘れずに。
アルコールストーブを使用したメスティン炊飯のまとめ
①メスティンに米一合を入れる
↓
②水を200ml(リベットの真ん中が目安)を投入
↓
③30分以上放置(米が半透明から白色になればOK)
↓
④アルコールストーブで約20分間火にかける(燃料は30mlを基準に)
↓
⑤メスティンを逆さまにしてタオルを巻き、約10分間蒸らす
ポケットストーブ(固形燃料)を使って炊飯するよりも、コスパが優れているのでおすすめ。あと、煤が出ないのでメスティンが汚れにくいというのもポイントです。
アルコールストーブとメスティンをお持ちの方はぜひ、炊飯にチャレンジしてみてください。
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この記事に登場したキャンプ道具
メーカー | trangia | Esbit | VARGO | EVERNEW | trangia | snow peak |
重量 | 160g | 92g | 29g | 16g | 58g | 39.5g |
商品名 | メスティン TR-210 | アルコールバーナー | アルコールフューエルボトル 240ml | ALストーブ用チタン十字ゴトク | トライアングルグリッドⅡ | チタン・シェラカップE-104 |
おすすめ度 | ||||||
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