愛知県犬山市にある「桃太郎公園キャンプ場(栗栖園地)」をご紹介します。
名古屋から車で1時間ぐらいの距離にあり、なおかつテント1張り500円(平日は無料)という驚きの安さ。気軽にキャンプできるので、愛知、岐阜あたりにお住いの方におすすめです。
今回、キャンプ目的で訪れたわけではないので、がっつりご紹介はできませんが、雰囲気だけでも伝わればと思います。桃太郎公園キャンプ場をまだ利用したことがない方、これから利用しようと考えている方は参考にしてください。
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桃太郎公園キャンプ場(栗栖園地)の詳細

”栗栖園地”と書かれた場所がキャンプ場
名前 | 桃太郎公園キャンプ場(栗栖園地) |
住所 | 〒484-0002 愛知県犬山市大字栗栖古屋敷14-3 |
期間 | 通年営業 |
利用料 | 土日・祝のみテント一張り500円(平日無料) |
駐車場 | あり |
管理・問い合わせ | http://www.yha.gr.jp/momotaro/ TEL 0568-61-1576 |
全面芝生となっており、広くてキレイなのが特徴。端から端まで平坦になっているので、どこにテントを張ろうが困ることはないと思います。
目の前には木曽川があり、近くには日本モンキーパークやリトルワールド、犬山城など、キャンプ以外の観光スポットも色々あります。
犬山城は現存する日本最古の木造天守で、しかも国宝指定されています。近くまで来た方は一見の価値あり。
場所
桃太郎キャンプ場は愛知と岐阜のちょうど県境にあり、名古屋市方面から訪れる方は名濃バイパスを利用するか、下道で行く場合は県道27号をひたすらまっすぐ進むと到着します。長久手方面から訪れる方は尾張パークウェイが無料で利用しやすいと思います。
キャンプ場付近は少し分かりにくい道となっており、名古屋方面の場合、犬山園地駅の前にある交差点を右折します。そのまま木曽川を越えてしまうと、Uターンしなければいけなくなるので注意してください。
右折した道(185号線)を5分ぐらい進むと桃太郎公園キャンプ場の看板が見えます。
目の前にお土産屋さんがあり、そこでキャンプ利用の受付を済ませます。道を挟んだ向かい側にあるお土産屋さんでも受付できるとのこと。
料金は、土日祝日のみテント一張り500円。平日は無料。電話での予約は不要で、受付を済ませると旗を渡され、その旗をテントの前に置いておくことになります。
ちなみに500円払えば、1週間の連泊が可能。そのためチェックアウト時間もアバウトな感じなので、特に気にする必要はなさそう。チェックインは、日中のみとなっています。
キャンプ利用者の方はお土産屋の前の駐車場ではなく、坂を下った先にあるキャンプ場横に車を停めましょう。

お土産やさん手前にある小道の先に駐車場がある
駐車場は40台ぐらい停められるスペースがありますが、隣にあるYHAラフティングのお客さんも利用すると思うので、休日のオンシーズンはすぐに満車になるかもしれません。
キャンプ場自体は広いのでまず満員になることはないと思いますが、駐車場に車を停めるスペースがない可能性はあるかもしれないので、その点は注意してください。

キャンプ場真横にある駐車場
注意点・焚き火は禁止
土日でもワンコインという格安なこともあって、マナーを守らない人が極たまにいます。そのため、桃太郎キャンプ場ではいくつかルールが変更されたそうです。
一般的なキャンパーからすると、焚き火が一切禁止というのが一番気を付けなければいけないポイント。直火はもちろん、焚き火台を利用するのもダメです。
火器はガスか液体燃料系のみ。芝生保護のための措置なので、焚き火が目当ての人は他のキャンプ場を探したほうがいいかもしれません。
また、ハンモックも禁止です。
数人の外国人がハンモックに同時に乗って大騒ぎして木の枝をへし折った上に、怪我をしたがどうしてくれんだと逆に文句を言われて禁止にしたそうな。
以前に問題があったらしく、禁止になったそうです。
ハンモックを設営できそうな木自体が少ないので、あまり大きな問題ではないのかもしれませんが、ハンモック泊をしようと考えていたソロキャンパーの方は注意してください。
あと、自販機が近くに設置されていますが、ゴミ箱はありません。缶やペットボトルも含め、全て持ち帰る必要があります。

缶・ペットボトルを捨てるゴミ箱はないので注意
桃太郎公園キャンプ場(栗栖園地)はフリーサイト
基本的にはどこにテントを張っても構いません。ただし、駐車場が隅っこにあるので、そこから離れると荷物の運搬が大変に。
・・・と、皆さん同じ考えを持っているので、駐車場横は激戦区になっています。荷物が多い場合は、アウトドアワゴンなどを用意しておいた方が良さそう。
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あと、桃太郎公園キャンプ場は全体的に日陰が少ないのでタープは必須。

桃太郎公園キャンプ場は日陰が少ない
お土産屋さん側(道路側)には木が生えてて多少の日陰になっていますが、それ以外は一切ありません。テントを設営できるスペースも少ないので、特に真夏はタープで直射日光を防ぐようにしましょう。
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冒頭で目の前に木曽川が流れていると言いましたが、キャンプ場からは草むらでチラッとしか見えません。
駐車場側から川の目の前まで近づくことができます。

近くまで行けば川の全貌が見れます
キャンプ場の真ん中あたりにもジャブジャブ池というものがあり、入って遊んでもいいそうです。
ただ、毒ヘビがいるらしい・・・。小さいお子さんやペット連れの方は草むら付近に行かせないようにしてください。

毒ヘビ注意の看板
キャンプ場の奥の方(駐車場とは反対側)へ行くと林になっています。人が少ない場所が良ければ、多少面倒でも奥へ行った方が夜は静かに過ごせそうです。ただし、林の中には小さな川があり、虫が多い可能性もあるので何か対策しなければいけません。
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キャンプ場奥の方は竹林に囲まれている
トイレ
桃太郎公園キャンプ場のトイレは、おみやげ屋さんの横にあります。
男子トイレ側を確認しましたが、トイレットペーパーはちゃんと完備されていました。和式・洋式がそれぞれ1個ずつあり、清潔で使いやすいと思います。
ただし、桃太郎キャンプ場が広いので、テントを立てた場所によってはトイレに行くまで少し歩かなければいけません。
スーパー
食材等の買い出しは市街地まで出ればなんでも揃います。
キャンプ場から車で10〜15分ぐらいの位置にヨシズヤ犬山店やコノミヤ鵜沼店、平和堂うぬま店があります。キャンプ場が山の中という訳でもでもないので、買い出しに困ることはありません。
目の前にはB級スポット「桃太郎神社」がある
キャンプ場の道を挟んだ反対側には桃太郎が祀られている?と噂の神社が。
この地域(岐阜県・愛知県の木曽川中流域)に伝わる桃太郎伝説では、桃太郎は栗栖(現・愛知県犬山市栗栖)で育ち、鬼ヶ島(現・岐阜県可児市塩の可児川にある島)へ鬼退治へ行ったという。
ここへ訪れて初めて知ったんですが、桃太郎のお供でもある「猿・犬・雉」には意味があって・・・
ということらしいですね。御朱印も貰えるとのことなので、御朱印帳をお持ちの方は、そちらを持ってぜひ訪れてみてください。

桃形鳥居をくぐれば悪は去る(サル)、病は居ぬ(イヌ)、災いは来じ(キジ)
宝物館もありますが、こちらは有料。入館料は大人200円、子ども100円となっています。
地元の人はもう慣れているのかもしれませんが、初めて訪れた方だと独特の雰囲気に怖さを覚えるかもしれません・・・。キャンプの夜に思い出すと夢に出てきそう・・・。
まとめ
桃太郎公園キャンプ場はとにかく広く、芝生も良い感じに管理されているので、気持ちよくキャンプできます。
ただし、焚き火やハンモックは禁止されているので、そこだけ注意が必要。元から焚き火をやらない人(煙の匂いや片付けが嫌いな人)からすれば、特に大きな不満はないと思います。
土日・祝日は500円、平日無料というのも気軽に行けるのでおすすめ。もし愛知・岐阜あたりでキャンプをしたい方は、桃太郎公園キャンプ場(栗栖園地)を利用してみてはいかがでしょうか。
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