意外と穴場のキャンプ場。
愛知県幸田町にある「荻不動ヶ滝キャンプ場」へデイキャンプに行ってきたので、詳細をレポしていこうと思います。
愛知県・三河地方のキャンプ場をお探しの方は参考にしてください。予約は必要ですが、料金はそんなに高くなく、木陰が多いので夏キャンプにおすすめの場所です。
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荻不動ヶ滝キャンプ場の詳細
名前 | 荻不動ヶ滝園地キャンプ場 |
住所 | 〒444-0115 愛知県額田郡幸田町大字荻 |
期間 | 通年営業 |
利用料 | 1日1,000円 |
駐車場 | 複数箇所あり |
管理・問い合わせ | http://www.town.kota.lg.jp/ TEL 0564-62-1111 |
蒲郡市と岡崎市、西尾市のちょうど真ん中あたりに位置する「額田郡幸田町」。幸田の荻地区にある遠望峰山を登る途中に、不動ヶ滝園地キャンプ場があります。
名前の通り、滝がメインのキャンプ場ですが、滝自体は人工的なものでかなり小さいです。
近くに不動明王が祀られている祭壇があり、滝もそれ関係で作られたのかなと思います。看板には修行僧と書かれているので、もしかしたら滝行などにも使われているのかもしれません。
キャンプ場は市街地から比較的近いにも関わらず、大自然に囲まれており、木々が生い茂っているおかげで自然のタープが張られている感じ。
真夏日に訪れましたが、直射日光は当たらず、昼間も暑さを感じず快適に過ごせました。ただし、虫が本当に多いので、虫対策を忘れずに用意しておきましょう。
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あと、山の中なので獣注意の看板も・・・。
場所
幸田町側から訪れる場合は「国道248号線」を、蒲郡市側から訪れる場合は「国道323号」が分かりやすいと思います。不動ヶ滝キャンプ場近くまで来ると、道が狭くなっているので、看板を見逃さないよう注意が必要。
幸田町役場の人も言っていましたが、ナビに荻不動ヶ滝キャンプ場が登録されていない場合もあるため、その際は「山蔭神道 貴嶺宮」の住所を入力してみてください。
名前 | 貴嶺宮(きれいぐう) |
住所 | 〒444-0115 愛知県額田郡幸田町大字荻伐岩6−2 |
TEL | 0564-63-1138 |
貴嶺宮よりさらに300mぐらい進むと荻不動ヶ滝キャンプ場に到着します。
キャンプ場の目の前に駐車スペースがありますが、車5台分ほどしか空いていないので、停められない場合は、さらに50mぐらい先へ進んだ場所にある砂利の駐車場にしましょう。
混み合う日は貴嶺宮の駐車場を利用することになるかもしれません。そうなった場合、キャンプ道具を担いで5〜10分ぐらい歩くことになると思います。
キャンプの利用者以外にも、バードウォッチングやウォーキング、子供連れの方の遊び場にもなっています。日中は近い場所に駐車できないことも全然あると思うので、あらかじめ頭の中に入れておきましょう。
予約・料金
実際にキャンプを始めるまでの流れは、
↓
申請書に必要事項を記入。(料金支払い&許可証発行)
↓
完了
となっています。注意点としては、事前に幸田町役場へ行き、申請書の記入と料金の支払い、許可証を発行してもらわなければいけません。
僕は金曜日にデイキャンプを行ったので、キャンプ当日の朝に役場へ行って許可証をもらいました。
申請は平日の役場開庁時間内(午前8時30分から午後5時15分まで)に行わなければいけないので、その点を忘れないようにしてください。
料金は、1広場1日につき1,000円です。1泊2日のキャンプを行う場合は2,000円になります。
チェックイン・チェックアウトの時間は結構アバウトな感じで、例えばデイキャンプの場合は丸一日(0時〜24時)まで利用していいみたいでした。
申請書にチェックアウト時間を記入する欄があるので、その際に役場の人へ確認してみてください。
荻不動ヶ滝キャンプ場にある3つのサイト
荻不動ヶ滝キャンプ場のサイトは、
ふれあい広場・やまびこ広場・滝下広場
の3つの広場があります。
以下で、それぞれの特徴をご紹介しますが、結論を先に言えば、一番おすすめなのは「滝下広場」。次いで、「ふれあい広場→やまびこ広場」となっています。
滝下広場
荻不動ヶ滝キャンプ場の一番上にあるのが「滝下広場」です。一番近い駐車場からでもそこそこ歩き、さらに上り坂になっているので大変ですが、真横に炊事場とカマドがあり、キャンプ中や撤収時は非常に便利。
広い東屋(休憩スペース)も広場内にあるので、急な雨でも濡れずにすみます。
ただし、地面がコンクリートになっているので、ペグを打つことはできません。自立式のドーム型テントを用意するか、石にガイラインを巻くなどの工夫が必要です。
アンカーになりそうな石は小川付近に大量にあるので大丈夫。セメント張りになるので、テントを傷つけないようグランドシートも用意しておきましょう。
滝下広場は一番上にあるため、少し登らないといけないのがデメリット。ですが、キャンプ中は快適に過ごせるので、個人的には一番おすすめです。
ふれあい広場
次におすすめなのが、駐車場から一番近くにある「ふれあい広場」。今回、僕が友達とデイキャンプをやった場所でもあります。
ふれあい広場は地面が土なので、ペグを打つことができますが、場所によってはでかい石が埋まっており、安物のペグだと曲がる可能性もあるので気を付けてください。
おすすめのペグ(ELLISSE・鍛造ペグ28cm)
また、東屋もありますが、滝下広場よりは少し狭く、ベンチの数も少ないです。
炊事場から遠いので、洗い物が少し面倒というデメリットがありますが、東屋があって雨に対処できる他、駐車場から荷物を運ぶのが楽という面があります。
また、真ん中にちょうどいい木が2本あるので、ハンモック泊したいソロキャンパーにもおすすめできます。
やまびこ広場
最後に紹介するのが「やまびこ広場」です。
全体的に狭く、目の前がトイレなので、個人的には「他のサイトが予約で埋まっていたら・・・」っていう感じで選ぶと思います。トイレが目の前にあるとやっぱ景観がよろしくないですよね。
荻不動ヶ滝キャンプ場のトイレがここしかないため、人の出入りが一番多く、さらに東屋もないので雨が降ったら我慢するか、移動しなければいけません。
トイレ自体は人感センサーの自動ON/OFFライトで、男子側を確認したらトイレットペーパーも完備されていました。めっちゃ綺麗ってわけでもないですが、管理はちゃんとされているので、安心して使えると思います。
あと、他の2つの広場にある東屋もライトをつけることができます。
電話で予約する時に、どこのサイトを希望するか聞かれるので、あらかじめ答えられるようにしておきましょう。
一応、キャンプ当日でも他に予約が入っていなければ、広場の変更も可能です。その際は電話で幸田町役場に報告が必要になります。
他にもテントが張れそうな場所やブッシュクラフトの雰囲気を味わえそうな場所もあったのですが、そこは役場で要相談。基本的には、上記で紹介した3つの広場から選んで予約することになります。
近くには公園や池がある
貴嶺宮側の駐車場横には公園があり、さらにその奥には池があります。
キャンプ場からは少し歩かなければいけないのですが、お子さんがいる場合は暇つぶしに散歩でもしてみてはいかがでしょうか。また、貴嶺宮側の駐車場には自販機もあるので、冷たい飲み物はすぐに買えます。
荻不動ヶ滝キャンプ場から一番近いスーパーは「ドミー」です。ちょうど幸田町役場との間にあるので、キャンプ当日に許可証をもらう方はここで食材を調達しましょう。薪は売っていませんが、木炭は手に入ります。
隣にスギ薬局が併設されているので、ついでに虫除けスプレー等も購入しておいた方がいいかもしれません。
まとめ
町役場が管理しているので、事前に電話予約と許可証を発行(平日のみ)しなければいけないのが少し面倒。ですが、逆にその面倒さがある分、穴場スポットとなっているので、落ち着いた雰囲気の中キャンプを楽しめます。
キャンプのオンシーズンでも平日なら予約数は少ないと思うので、夜はゆったりと過ごすことができるのではないでしょうか。(昼間はどの時期も人通りが多いかも・・・。)
また、キャンプ場近くの貴嶺宮では御朱印ももらうことができるそうです。愛知県にお住いの方は、ぜひ一度、荻不動ヶ滝キャンプ場に訪れてみてください。
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