秋キャンプの特徴は昼と夜で気温差があるということ。
昼間は半袖一枚でOKだったとしても、日が沈む夜から朝にかけて急激に冷え込み、場所によっては15℃以上の気温差が生まれる場合も。
秋は冬ほどガチガチに寒さ対策するほどでもなく、かといって暖房器具が一つもないのは厳しい・・・装備を考えるとなんとも言えない難しさがある季節です。
そこで今回は、「秋キャンプににおすすめのちょっと役立つ寒さ対策グッズ」をご紹介します。
薪ストーブや石油ストーブのような大掛かりなものではなく、手軽に手に入れることができ、持ち運びも簡単なものを中心に掲載しています。参考にしてみてください。
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目次
秋キャンプにおすすめの寒さ対策グッズ8選
10月の半ばぐらいまではまだ耐えられますが、11月に入ると気温はグッと下がります。秋〜冬にかけてキャンプをやる場合は、できれば11月までに暖房器具を揃えておきましょう。
また、キャンプ当日の天気予報を確認し、最低気温が15℃未満の場合は寒さ対策グッズがあると快適になります。
カセットガスストーブ
秋はもちろん、冬に入ってからも重宝する「カセットガスストーブ」。
100均やコンビニでも購入できるカセットボンベを燃料にしているため、素早く手軽に暖を取ることができます。ガスコンロも使用している人は、燃料を統一できる点も楽。
カセットガスストーブの大半は輻射熱(ふくしゃねつ)で、体を暖めることはできますが、空気全体を暖める効果は低いです。キャンプ場では足元や手をかざせる範囲に置くのがおすすめ。
僕自身、デザイン的に一番欲しかったのは「カリフォルニア・パティオ」のカセットガスストーブでしたが、どこを探しても黒が売り切れで断念・・・。(赤はまだAmazon等のネット通販で購入できます。)
その代わりにニチネンのミスターヒート2を購入。カセットボンベが3本入る収納ケース付きで、価格は6,000円ほど。3,000円以下で買える中華製のカセットガスストーブもありますが、安全面を考えると、ガス系は国産がいいかも。
本体の正面よりも上部の方が暖かいので、テーブルの下などに置くと、熱がたまって暖かくなります。
ニチネン・ミスターヒート2
クイックヒーター
同じくガスを燃料に暖をとる「コールマンのクイックヒーター」。重量は約400gと、携帯性に優れているのが特徴です。
先ほど紹介したカリフォルニア・パティオやミスターヒート2がCB缶だったのに対し、クイックヒーターはOD缶を使用します。本体もガス缶もコンパクトにまとめることができ、ソロキャンプや登山キャンプに持っていく暖房器具としておすすめできます。
また、リフレクターが付いているので、熱を前方へ持っていくことが可能。燃焼時間も約8.5時間(公式表示)と長く、1人用サイズですが、ファミキャンでも暖房器具のサブとして活躍するはず。
クイックヒーターに似た中華性の安いやつがありますが、カセットガスストーブ同様、こちらもガスを使った商品なので、コールマンなどの純正ブランドで購入するのがいいかもしれません。
コールマン・クイックヒーター
焚き火台
忘れてはいけない、キャンプの醍醐味でもある”焚き火台”も暖房器具として活躍します。
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鍋やスープといった料理で体の内側から温めることができますし、何より、揺らめく火を見て暖をとることはキャンプの一番の楽しさ。
Amazonで口コミが多く、星評価も高いのが「キャプテンスタッグのヘキサステンレス」です。焚き火のほか、網を乗せてバーベキューやダッチオーブンもできる幅広い性能を持っています。
ヘキサゴン(六角形)の見た目がカッコよく、大人数で囲んで焚き火を楽しめます。
キャプテンスタッグ・ヘキサステンレス
湯たんぽ
お湯のみで使える安全・エコな「湯たんぽ」。火も電気も使わずに温まることができるため、シュラフの中に入れておけば、寒い時期でも寝るときは快適になります。
キャンプで使用するなら、マルカの湯たんぽが直火OKで使いやすいです。小判形をしており、レトロな見た目に惹かれるキャンパーも多いのではないでしょうか。
関連記事:キャンプに使える『マルカの湯たんぽ』をレビュー!直火、IHにも対応した万能湯たんぽ
直火OKということで、わざわざお湯を移し替えたりする必要がなく、焚き火やストーブの上に置いて直に温めることができます。もちろんIHにも対応しているので、家で使うことは可能。
2種類サイズ(2.5Lと3.5L)があり、どちらも専用の袋とスペアパッキンが付いて2000円前後。
今までホッカイロで寝るときの暖を取っていた方は、湯たんぽにしてみてはいかがでしょうか。マルカは創業以来90年近く湯たんぽを作り続けている信頼性のある企業です。
マルカ・湯たんぽ
ハクキンカイロ
ベンジンという液体燃料で発熱するオイル式の「ハクキンカイロ」。こちらもマルカ同様、90年以上の歴史があるアイテムです。
一般的なホッカイロとの違いは、ハクキンカイロは繰り返し何度も使えるという点。火口の定期的な交換は必要ですが、本体は何度でも使えるので経済的にも助かります。
2012年には「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」も受賞しており、真鍮素材でできた見た目がカッコいいです。
関連記事:真鍮(ブラス)のキャンプ道具おすすめ8選。黄金色の輝きがキャンプサイトをオシャレに演出
燃料となるベンジンは、ハクキンカイロ専用オイルがあります。ホワイトガソリンやジッポオイルでも代用できるとのこと。
ハクキンカイロ
ポータブルイージーウォーマー
こちらはコールマンから販売されている「ポータブルイージーウォーマー」。
基本的な構造はハクキンカイロと変わりありませんが、着火方法が異なります。ハクキンカイロはライターやマッチを使うのに対し、ポータブルイージーウォーマーは専用の電池式イグナイターを用いて発熱。
保温時間はどちらも18〜24時間となっているため、1泊程度のキャンプであれば、暖かさが持続します。
コールマン・ポータブルイージーウォーマー
電熱ベスト
キャンパーよりはバイカーの間で話題なのが「電熱ベスト」です。ファッションとして見ると、地味でおじさん臭くもありますが、中に着るインナーと考えれば許容範囲ではないでしょうか・・・。
メーカーによってヒーターユニットの位置は変わりますが、前面に2ヶ所、背中側に3ヶ所が一般的なようです(画像参照)。ヒーターの数によって価格が変わるので、購入する際はそこの確認も忘れないように。
電力供給は基本的にはモバイルバッテリーのみとなっており、温度は3段階で調節可能。1万mAh前後のバッテリーで、3時間前後(中温モード)とのことなので、その点が少し気になるポイント。
1泊だとバッテリー切れの心配がありますが、デイキャンプ等では役立つこと間違いありません。
電熱ベスト
電気ブランケット
ヒーターが内蔵された毛布「電気ブランケット」。電気毛布や電気ひざ掛けとも呼ばれ、オフィスや自宅で使っている人も多いのではないでしょうか。
家電量販店やニトリ、無印良品でも購入でき、特に冷え性の女性は持っておきたい暖房器具です。
キャンプ用に使えるかどうかは電気ブランケットの電源供給のやり方に注目しましょう。電気設備を完備しているキャンプ場であれば、コンセントタイプでもOK。モバイルバッテリー等を使用する場合は、USBタイプを購入しましょう。
コンセントタイプに比べると、性能の面で少し劣りますが、秋キャンプにはちょうどいい暖かさを提供してくれます。
電気ブランケット(USBタイプ)
まとめ
秋キャンプにおすすめの寒さ対策グッズを8選ご紹介しました。
秋は1日の気温差がとにかく激しく、昼と夜とでは全く違います。そのため、昼間暑いからといって寒さ対策を疎かにしてしまうと日が沈んでから後悔することに・・・。
そうならないためにも、今回紹介したような寒さ対策グッズを一つでも持っていくようにしましょう。
秋キャンプにおすすめの寒さ対策グッズまとめ
商品画像 | ||||||||
メーカー | ニチネン | コールマン | キャプテンスタッグ | マルカ | ハクキンカイロ | コールマン | DINOKA | MUTUW |
重量 | 約1.5kg | 約400g | 約3.8kg | 約0.61kg | 約109g | 約100g | ー | 約240g |
おすすめ度 | ||||||||
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