キャンプを始めた時に、メスティンとエスビットのポケットストーブも同時に購入する人も多いのではないでしょうか。
どちらも外で調理する時に、とても役立つキャンプ道具。この2つを組み合わせることで、誰でも簡単にお米を炊くことができます。
そこで今回は、『メスティンとエスビット(固形燃料)で米を上手に炊く方法』をご紹介します。
やり方はとても簡単。上手に炊くにはいくつかコツがあるので、覚えておくとキャンプ場でも失敗することはありません。
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用意するもの
・メスティン
・エスビットポケットストーブ
・固形燃料
・米(一合)
・水(200ml)
米と水は家にあるものを。固形燃料は100均で購入できるので、メスティンとエスビットを手に入れたら、米を炊く準備はいつでも万端。
メスティンを購入した直後は、『バリ取りとシーズニング』を済ませておきましょう。
バリ取りをすることで怪我を防ぎ、シーズニングには黒変色や焦げ付き、アルミ臭さを防止する効果があります。
今回は、米一合分と水200mlを使用して説明します。また、メスティンのサイズには2種類あり、僕はよりソロに特化した小さい『TR-210』を使用しています。
それぞれの炊はんの目安は以下の通り。
約1.8合まで
ラージ・メスティン TR-209
約3.5合まで
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米を炊く流れ
メスティンとエスビットを組み合わせた米の炊き方は、ほとんど放置でOK。合間合間に”ちょっとしたコツ”を入れることで、さらに美味しく綺麗に炊けます。
米を炊く流れはこちら。コツとなる部分は赤文字で記載しています。
①メスティンに米一合を入れる
↓
②水を200ml(リベットの真ん中が目安)を投入
↓
③30分以上放置(米が半透明から白色になればOK)
↓
④エスビットで約20分間火にかける(目安は固形燃料1個が燃え終わるまで)
↓
⑤メスティンを逆さまにしてタオルを巻き、約10分間蒸らす
以上の流れを、実際にやりながらご説明します。
メスティンに米と水を入れ、しばらく放置
まずは、メスティンに米一合と水を200ml入れます。計りがない方は、水をメスティンのリベット中心あたりまで入れてください。
水200mlで、ちょうどいい硬さの米が炊き上がります。柔らかめがいい人は220ml(リベット上あたり)。硬めが良い人は180ml(リベット下あたり)の水を入れましょう。
水と米を入れ終わったら、フタをして30分以上水につけておきます。
米に吸水させることによって、米全体の熱伝導率を向上させる効果があり、炊飯後、ご飯に芯が残りにくくなります。
水につけておかなくても、ご飯を炊くことは可能。ですが、美味しく食べるためには、この時間が最も大切。中には1時間ほど水浸させるお店もあるようです。
半透明から白色に変わればOK。目に見えて白く変わったことが分かります。
エスビットで約20分間火にかける
その後、エスビットの上にメスティンを置き、約20分間火にかけます。
100均に売っている固形燃料は1個25gで、燃焼時間20〜23分。固形燃料が燃え尽きるタイミングと、米が炊けるタイミングは全く一緒なので、火を時間の目安にしてください。
火を当てて7分超えたあたりから、フツフツという音とともに湯気が出てきます。10分を超えると、水が吹きこぼれてくるので注意してください。
何か重しになるもの(その辺に転がっている石)を上に置くことで、吹きこぼれを回避できます。
15分経つと、音がチリチリという感じに。その頃になると固形燃料の火もだいぶ弱まってきており、残り5分ほどさらに待機。
メスティンを逆さまにして約10分間蒸らす
約20分間、固形燃料が燃え尽きるまで火にかけた後は、メスティンを逆さまにし、タオルに巻いて蒸らします。
夏場はそのまま逆さまにしても大丈夫ですが、冬場はタオルや、できれば保温パックなどに入れて高温を維持しながら蒸らすようにしましょう。
逆さまにして蒸らすことで、お米全体に水分と熱が行き渡り、『ふっくらとしたご飯』になります。
メスティンとエスビットだけでお米が完成
以上の作業で、無事にお米を炊くことができます。
もちろんバーナーなどでも同じ方法でお米を炊くことは可能。ただ、やはり100均の固形燃料は燃え尽きるまでの時間が約20分となっており、ほぼ半自動なので簡単。初心者の方でも美味しくご飯が炊けます。
エスビットとメスティンのサイズ感が合っているため、外での調理も安定しています。
あらかじめシーズニングをしていたおかげで、こびりつくような焦げもありませんでした。
ちょい水を入れすぎたので、次は少なめでやってみたいと思います。皆さんも自分が満足するお米をメスティン、エスビット、固形燃料で炊いてみてください。
今回紹介したやり方であれば、大きくミスをすることはありません。ただ、1回で完璧なお米を炊くのも難しいので、何回も挑戦して、水の量や蒸らす時間の感覚を掴むことが大切です。
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