Amazonから販売されている電子書籍リーダー「Kindle」。

本を読むことだけに特化した端末なので、電子書籍を読む方は必須のアイテム。
iPhone等のスマホで読むよりも快適になり、かといって重量はそこまで重くないので、電子書籍の読みやすさで言えば全端末の中でもトップクラスです。
で、いざ購入しようと思うとAmazonからは、
・Kindle Paperwhite
・Kindle Oasis
この3つをおすすめされ、初めて購入する方はどれを選んで良いのか悩んでしまいます。
そこで今回は、人気がある3つのKindle端末を比較し、「自分が買うべきなのはどれ?」という疑問にお答えしたいと思います。
電子書籍リーダー選びで悩んでいる方、Kindle端末を購入しようと考えている方は参考にしてください。

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目次
- 無印kindle VS Paperwhite VS Oasisを比較
- 無印Kindle VS Paperwhite VS Oasisそれぞれの特徴
- 無印Kindleの特徴
- Kindle Paperwhiteの特徴
- Kindle Oasisの特徴
- 容量サイズやモデル(広告ありなし)、接続方法の選び方
- 容量サイズ(8GB or 32GB)
- モデル(広告つき or 広告なし)
- 接続方法(Wi-Fi or Wi-Fi + 無料4G)
- Amazonの電子書籍リーダー「Kindle」のセール情報
- Kindleカバーとセットで1,000円OFFの割引
- Kindle端末のいずれかを購入で3ヵ月分のKindle Unlimitedが無料
- KindleとFire HDタブレットの比較・違い
無印kindle VS Paperwhite VS Oasisを比較
上記の画像を見ていただいたら分かりますが、無印kindleとPaperwhiteはほぼ同じ大きさで、Oasisだけひと回り広がったサイズとなっています。
カラーバリエーションは無印kindleのみ「ブラック・ホワイト」の2種類から選ぶことができますが、基本はスペックを見て選ぶようにしましょう。

見た目にこだわりたい人はKindleケースも一緒購入することをおすすめします。
無印kindle・Paperwhite・Oasisのスペック表は以下のとおり。
商品画像 | ![]() | ![]() | ![]() |
価格 | 14,980円〜 | 16,980円〜 | 40,980円〜 |
保証 | 1年 | 1年 | 1年 |
重量 | 174g | 182g | 188g |
ディスプレイサイズ | 6インチ反射抑制スクリーン | 6インチ反射抑制スクリーン | 7インチ反射抑制スクリーン |
容量 | 8 GB | 8 GB / 32 GB | 8 GB / 32 GB |
解像度 | 167ppi | 300ppi | 300ppi |
フロントライト | LED 4個 | LED 5個 | LED 25個 |
数週間持続バッテリー | ◎ | ◎ | ◎ |
フラットベゼル | × | ◎ | ◎ |
防水機能 | × | ◎ | ◎ |
色調調節ライト | × | × | ◎ |
明るさ自動調整機能 | × | × | ◎ |
人間工学的デザイン | × | × | ◎ |
自動画面回転機能 | × | × | ◎ |
ページ送りボタン | × | × | ◎ |
接続 | Wi-Fi | Wi-FiまたはWi-Fi + 無料4G | Wi-FiまたはWi-Fi + 無料4G |
Kindle端末を買うのが初めての人は、表の赤文字部分だけ注目していただければOK。

個人的におすすめなのは防水機能があり、口コミでも一番人気の「Kindle Paperwhite」です。
IPX8等級の防水(ある程度継続して水没していても内部に浸水しない)機能が搭載されており、お風呂でも安心して電子書籍を読むことができます。
無印Kindle VS Paperwhite VS Oasisそれぞれの特徴
ここからは無印Kindle・Paperwhite・Oasisの各特徴や「こんな人におすすめ!」というのを紹介していきます。
無印Kindleの特徴
最も価格が安く、1万円以下で購入できるのが「無印Kindle」。白色のKindleを選べるのもこの無印Kindleだけ。
容量が8GBと少なくも感じますが、一般的な書籍であれば数千冊保存できるので、ヘビーユーザーでない限りは容量不足で困ることは少ないと思います。(漫画が多いとさらに容量を食いますが…)
無印kindle広告あり。
すごい読みやすい。ipadminiで読んでたのが馬鹿みたいに思える。
ipadminiはメモ帳専用デバイスになってしまった( ´△`) pic.twitter.com/ThomoycEff— 黒ピカ (@89314k) May 23, 2020
重量も174gと軽く、バッテリーも長持ちするのでカバンの中に入れっぱなしにしておいても問題なし。

通勤・通学時に小説を読みたい方は無印Kindleでもすべて事足ります。
解像度の低さが気になりますが、小説などの「字」だけの本を読むのであればそこまでデメリットにはなりません。漫画や雑誌など、絵や図が多い場合は画質の粗さが少しだけ目立ちます。
「他のモデルと比較」すると、機能面で少し物足りなさを感じるかも…。ですが、入門モデルとしては十分役割を果たすことは確か。
何より、1万円を切る価格は本当に魅力的ですよね!まずはお試しでKindleを使ってみたい人におすすめです。
・小説を多く読む予定の人(漫画は読まない)
・通勤・通学時に読みたい人
・とにかく安く購入したい人
・ライトユーザー
Kindle Paperwhiteの特徴
一番人気があり、Amazonの口コミも多く投稿されている「Kindle Paperwhite」。3,500件以上の口コミが投稿されているにもかかわらず、星評価はを常にキープしています。

僕も防水機能が欲しくて『Kindle Paperwhite』を購入。半身浴しながら電子書籍を読み、風呂上がりにスイカバーを食べて幸せを感じています。
無印Kindleよりも5,000円ほど価格は高くなりますが、解像度UP、防水機能搭載、接続方法などが増えた上位互換モデル。

おそらく無印Kindleを長く使っていると不満点が多く出てくるんですが、その不満点をバッチリ解消したのがこの「Paperwhite」です。
Kindle paperwhiteが届いた!
思ってた以上に
表示が綺麗で読みやすいです。
紙の本みたい。文字サイズを最小にして
両手で横持ちするのが
使いやすいね。
そういう意味では
ベゼルがある程度あったほうが
使いやすい端末なんだな。 pic.twitter.com/oHVYVO0mDm— 溝下優也 YouTuberギタリスト (@mizoshita_yuya) July 4, 2020
解像度が300ppiに上がることにより、小さな文字でも綺麗にはっきりと見え、特にマンガを読むときはその違いが顕著に現れます。
また、無印Kindleでは選べなかった「8GB」と「32GB」からストレージ容量を選べるようになったのも大きな特徴。32GBであれば、容量が大きいマンガでも約650冊(小説なら約8000冊)を保存できます。
そして一番嬉しいのはやはり、お風呂でも読めるという点ですよね!雨や水しぶき程度なんかは全然へっちゃらなので、プールやキャンプ場にも気兼ねなく持っていくことができます。
・お風呂でも読書をしたい人
・暗いところでも本を読みたい人
・マンガも読む予定がある人
・自宅にWi-Fi環境がない人
・長く利用していきたい人
Kindle Oasisの特徴
Amazonの電子書籍リーダーの中で最上位モデルに位置するのが「Kindle Oasis」です。約3万円するOasisですが、価格以上の機能が搭載されています。
Paperwhiteにもあった防水機能はもちろん、さらに高速でページをめくれる仕様や読み飛ばし機能なども追加され、操作性能は格段に向上。
最近の良い買い物はkindle oasis です。
他のKindleや携帯で見るより遥かに見やすく使いやすいです。 pic.twitter.com/fM8qAW2TyD
— 金子唯史@リハビリ施設 経営者 (@thinkable77) March 1, 2020
無印kindleとPaperwhiteよりも一回り大きな画面サイズにもかかわらず、片手で操作しやすいデザイン設計になっています。

とは言え、やはり価格の高さは大きなネックに…。
ぶっちゃけ万人におすすめできるかと言われれば微妙なところ。初めて電子書籍リーダーを持つ人がOasisだったとしてもその良さはなかなか体感できないと思います。
まずは上記で紹介した無印kindleやPaperwhiteを使ってみて、2台目以降にこのOasisを選択肢に入れましょう。
もちろんお金に余裕がある人はいきなりOasisでもOK。Kindle端末は1台あれば数年単位で使えるため、コスパ面は決して悪くないです。
・快適に読書をしたい人
・読書する時間が長い人
・大きな画面で読みたい人
・お金をかけて高機能な製品を買いたい人
・一番良い電子書籍リーダーが欲しい人
容量サイズやモデル(広告ありなし)、接続方法の選び方
PaperwhiteかOasisを購入する際、
モデル(広告つき or 広告なし)
接続方法(Wi-Fi or Wi-Fi + 無料4G)
を選択する必要があります。(無印Kindleであれば、本体カラー(ブラックorホワイト)とモデルのみ)
この選択で悩む人も多いので、補足として以下で紹介します。
容量サイズ(8GB or 32GB)
PaperwhiteとOasisは8GB or 32GBから選ぶことができます。ちなみに無印Kindleは8GBの一択しかありません。
Paperwhiteだと価格差は2,000円。Oasisは3,000円の差が生まれます。

この価格差が嫌でなければ容量が大きい32GBが圧倒的におすすめ。
もし少しでも迷ったら「マンガを読むか読まないか?」で考えてみましょう。マンガを多く読む人は32GBでないと容量不足で後悔することになります。逆にマンガは読まず、小説などが多い人は8GBでも十分。
漫画だけで言えば、8GBで約130冊、32GBで約650冊が保存でき、小説だけで言えば、8GBでも数千冊保存可能です。
モデル(広告つき or 広告なし)
モデルは、広告つきを選ぶとスリープ時やホーム画面にKindleに関するキャンペーン情報が表示されます。本を読んでいるときは表示されません。
広告なしを選ぶと価格が2,000円ほど上がってしまうので、なかなかに鬱陶しい存在です…。

こちらも、2,000円の価格差が嫌でなければ”広告なし”をおすすめします。
ただし、初めてKindleを持つ方であればそこまで気にならない範囲の広告なので、2,000円を節約したい方は”広告つき”でも特に問題ないと思います。
接続方法(Wi-Fi or Wi-Fi + 無料4G)
接続方法なんですが、「無料4G」が付いているのはWi-Fi環境がなくてもKindleストアにアクセスできるようになります。
携帯電話回線と同じ4G回線ですが、月額費用は無料。ただし、「32GBモデル・広告なし」しか選べないため、Paperwhiteは22,980円、Oasisは40,980円に固定されてしまいます。

4G回線だからといって、ウェブブラウザからネット検索などができるわけではありません。
自宅でWi-Fi環境が整っている方は無料4Gはなくても大丈夫。Wi-Fi環境がない人、出先でダウンロードする機会が頻繁にある人は無料4Gがあると安心できます。
Amazonの電子書籍リーダー「Kindle」のセール情報
Amazonでは価格が安くなるセールが頻繁に開催されており、Kindleもセールを狙って購入すれば、安く手に入ります。
一番安く手に入る可能性があるのは、「プライムデー」と「サイバーマンデー」の2大セール。

ですが、この2つのビッグセールは年に1回しか開催されません。
そのため、すぐにKindleを手に入れたい方は不定期で開催されるタイムセール祭りを狙うのが一番。
確実に安くなるとは限りませんが、2019年に行われたタイムセール祭りでは2,000円〜3,000円OFFで販売されていました。
Kindleのそれぞれの定価が、
商品画像 | ![]() | ![]() | ![]() |
価格 | 14,980円〜 | 16,980円〜 | 40,980円〜 |
なので、これより1円でも安くなっていれば買い時です。
容量サイズ等はどれを選んでも割引率は変わりません。ただし、最上位モデルであるKindle Oasisが安くなることはほとんどないので注意してください。
タイムセール祭り以外では、「年末年始・ゴールデンウィーク・お盆」といった長期休暇が始める前後にも安くなることがあります。
Kindleカバーとセットで1,000円OFFの割引
2020年7月現在、Kindleをカバーとセットで購入すると1,000円OFFになる割引サービスが行われています。

Kindleの純正カバーは結構なお値段がするので、セット購入で1,000円OFFにして節約しましょう!
Amazon純正カバー(プレミアムレザー、レザー、ファブリック)が付属し、カラーも全7色から選べます。
Kindle端末のいずれかを購入で3ヵ月分のKindle Unlimitedが無料
現在、Kindle端末のいずれかを購入すると『Kindle Unlimited』が3ヶ月間無料になるキャンペーンも行われています。
Kindle Unlimitedとは?
Amazonの電子書籍読み放題サービスのこと。2016年8月に日本国内でのサービスが開始されました。Amazonには電子書籍が700万冊以上販売されており、そのうち約120万冊の本・雑誌・漫画が月額980円で読み放題になります。
本来であれば月額980円かかるので、3ヵ月分(2,940円相当)がセットになっているお得なキャンペーンです。

キャンペーン中はオプションから”Kindle Unlimitedの有無”を選択できます

今回紹介したKindle端末と、この「Kindle Unlimited」があれば、今後の読書環境で困ることはありません。
解約はいつでも可能。無料で沢山の本が読めるようになるので、Kindle端末の良さを十分に発揮できます。
\\Kindle Paperwhite//
どちらのキャンペーンも専用のページがあるので、購入する際は気を付けてください。
KindleとFire HDタブレットの比較・違い
Amazonのデバイスには上記で紹介したKindle端末以外にも、『Fire HD』というタブレットも販売されています。

Kindleを買おうか悩んでいる方の中には『Fire HD』と迷っている人も多いのではないでしょうか?
現在主流となっているFire HDは『7』と『8』と『10』の3種類。
7、8、10というのは画面サイズ(インチ)のことであり、数字が小さいから古いというわけではありません。
Fire 7・Fire HD 8・Fire HD 10のスペック表は以下のとおり。
商品画像 | ![]() | ![]() | ![]() |
価格 | 8,980円〜 | 13,980円〜 | 19,980円〜 |
保証 | 90日間限定保証付き | 90日間限定保証付き | 90日間限定保証付き |
重量 | 286g | 355g | 504g |
サイズ | 192 x 115 x 9.6mm | 202 x 137 x 9.7mm | 262 x 159 x 9.8mm |
ディスプレイサイズ | 7インチ | 8インチ HD | 10.1インチ HD |
容量 | 16 GB / 32GB | 32 GB / 64 GB | 32 GB / 64 GB |
解像度 | 171ppi | 189ppi | 224ppi |
USB | USB 2.0 | USB-C (2.0) | USB-C (2.0) |
バッテリー | 最大7時間 | 最大12時間 | 最大12時間 |
カメラ | 2メガピクセルフロントカメラ、リアカメラ +720pHDビデオレコーディング | 2メガピクセルフロントカメラ、リアカメラ +720pHDビデオレコーディング | 2メガピクセルフロントカメラ、リアカメラ +720pHDビデオレコーディング |
microSDカードスロット | 512GBまで対応 | 1TBまで対応 | 512GBまで対応 |
さらに『Fire HD 8 Plus』というのがあり、基本スペックはFire HD 8と変わらず、ワイヤレス充電に対応したモデルもあります。(価格は11,980円〜)
Kindle端末とFireタブレットの大きな違いとしては、
電子書籍を読むことに特化。非常に軽く、無駄な機能も省いている
・Fireタブレット
一般的なタブレット端末。アプリを追加することで動画やゲームも楽しめる
価格はKindle端末と大きな差はなく、比較対象に挙げられるiPadほど高くもないので、「Fireタブレットを買っておけば良いんじゃない?」と感じてしまいますが、本を読むのにはあまり適しておりません。

もちろん電子書籍を読むことはできますが、いかんせん重量が気になってしまいます。
例えば、kindle Paperwhiteの重量は182gに対し、Fire HD 8は355g。多機能な分、重量がKindle端末の倍近くも。
マンガの読了時間はおよそ20分〜30分あり、小説やビジネス書になると数時間以上かかることもざらにあります。
そう考えると、電子書籍で読書するのがメインであれば軽く持ち運びも簡単なKindle端末の方がおすすめ。Fireタブレットも手頃な価格で手に入る割に優れているデバイスですが、読書目当てで購入してしまうと後悔することになってしまいます。
ただし、Kindle端末のデメリットはモノクロにしか対応していないこと。Fireタブレットはカラー表示が可能です。
そのため、小説やビジネス書を中心に読みたい方はKindle端末。雑誌やカラー漫画を楽しみたい方はFireタブレット。というのも選ぶ際のポイントになります。
決して優劣があるわけではなく、”どういった目的で使うのか?”が重要。上手く使いこなせれば、どちらもあなたにとって最高の端末になり、生活が向上すること間違いありません。

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