岐阜市から30分ほどの距離にある『大津谷公園キャンプ場』。
完全無料でテントを立てることができ、なおかつ面倒な予約も不要。一度は利用したことがある人も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな使い勝手が良い大津谷公園キャンプ場の詳細についてご紹介します。
まだ訪れたことがない人、これから大津谷公園キャンプ場を利用しようか考えている人は参考にしてください。
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大津谷公園キャンプ場の詳細

園内マップ。マップ外右奥にもキャンプ場があります
名前 | 大津谷公園キャンプ場 |
住所 | 〒503-2406 岐阜県揖斐郡池田町宮地 |
期間 | 通年営業 |
利用料 | 無料 |
駐車場 | 複数箇所あり |
管理・問い合わせ | 池田町役場 産業課 TEL0585-45-3111 |
後ろは山に囲まれ、正面は岐阜の街並みを一望できる『大津谷(おおずたに)公園キャンプ場』。園内中心には幅5mほどの川が流れ、特にお子さん連れのキャンパー達に大人気。
春は桜、夏は深緑の並木、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節ごとに見える景観が違い、いつ訪れても新鮮な気持ちでキャンプを楽しめます。

池田山の麓、自然豊かなキャンプ場
無料で利用できる反面、季節によっては大混雑するデメリットも。年始(1月6日)に訪れましたが、それでも10組以上のキャンパーがテントを張っていました。
オンシーズンの連休ともなれば、テントを張ることさえ難しくなることもあるので注意しておきましょう。
夏の混雑具合
2019年9月14,15日(3連休の土日)の夏終わりにも行きましたが、全面テントで埋め尽くされていました。
大津谷公園にはお昼の12時頃に着きましたが、テントを張る場所を探すのに一苦労・・・。デイキャンプ目的の方も多いので、朝早くに行くか、夕方頃に行くのが一番ベストかもしれません。
ソロ〜2人程度でしたらいくつか設営できるスペースを見つけることはできましたが、大人数となると場所決めに時間がかかると思います。公園自体が広いので、到着したらまずは周りを見渡しながら歩くことをおすすめします。
大人数や長期にわたるキャンプ、バーベキューを行う場合は、事前に池田町役場産業課への連絡が必要。
また、フリーサイトなので好きな場所にテントを設営してもOKですが、車の乗り付けは不可。荷物を運び入れなければいけないので、多少労力を必要とします。
場所・アクセス
岐阜市方面から訪れる方は、53号線をひたすら西(関ヶ原方面)に進むと、池田温泉が現れるので、その手前の信号を右折。
その後、右手にバローが見えるので、そのバローを超えて一つ目の信号を左折し、そのまま真っ直ぐ進むと大津谷公園キャンプ場に着きます。
名神高速道路・大垣インターを降りて258号線を北へ。その後、21号線を左折し、417号線をさらに北上すると目印となる看板が現れます。
道中にはバローを始め、カーマ、Vドラッグ、イオンタウン岐阜池田店などがあり、食材や薪などを調達可。
電車利用の方は、養老鉄道養老線”美濃本郷”が最寄駅になります。美濃本郷駅からは徒歩30分ほどかかるので、あらかじめ歩くことを想定した装備を整えておきましょう。
近場の施設
大津谷公園キャンプ場から車で10分圏内にスーパー、薬局、ホームセンター、そして温泉など様々な施設があります。
Googleマップの赤ピンが立っている場所が「バロー池田店」「池田温泉」になります。
バロー池田店の敷地内にはドラッグストアやホームセンターがあり、薪や炭などのバーベキュー用品が買える他、ちょっとしたトラブル時(虫刺されや転倒、調理中の怪我など)には薬局が頼りになります。

バロー池田店
バロー池田店 | |
住所 | 岐阜県揖斐郡池田町本郷917-1 |
電話番号 | 0585-45-1166 |
営業時間 | 09時30分〜20時00分 |

バローの敷地内には薬局と…

ホームセンターがある

ホームセンターでは薪も買える
池田温泉の詳細

池田温泉”本館”
池田温泉 | |
住所 | 〒503-2428 岐阜県揖斐郡池田町片山3021-1 |
電話番号 | 0585-45-1126 |
入浴料 | 大人 / 500円(中学生以上) 小人 / 300円(3歳~小学生) 幼児 / 無料(3歳未満) |
営業時間 | 10時00分〜22時00分 |
休館日 | 毎月曜(祝日の場合は翌日)、12月30日〜31日 |
アメニティ備品 | シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ベビーベット、ベビーバス、ベビーチェア 完備 |
池田温泉は本館、新館と分かれていますが、建物自体は同じ敷地内にあります。また、道路を挟んだ向かい側には”道の駅”があり、車でお越しの方はそちらに駐車しましょう。
道の駅には足湯があるので、温泉に入らない方も、タオルやハンカチなど拭くものを用意しておいた方がいいかもしれません。

道の駅 池田温泉の足湯

硫黄の香りが充満しています
道の駅には他にも、岐阜のたこ焼き専門店『たこちゅう』や地元農産物の直売所、バームクーヘンのお店などが立ち並んでいます。
温泉は22時まで営業していますが、道の駅は17時に閉まってしまいます。時間には注意してください。(僕が訪れた時は、18時ぐらいでも足湯には入れました)
トイレ・炊事場
大津谷公園キャンプ場のトイレは全部で3ヶ所。園内中間(砂利駐車場の横)にあるトイレ近くには喫煙所も設けられています。

トイレ01(園内奥)

トイレ02(園内中間)

トイレ03(園内手前)
トイレ前でのテント設営は禁止されています。スペースが空いていても利用しないようご注意ください。
炊事場は園内奥と手前の2ヶ所。

炊事場01(園内奥)

炊事場02(園内手前)

飯ごう施設や…

キャンプファイヤーができる場所も。
蛇口の数が多いので、オンシーズンでもそこまで混雑することはありません。トイレ・炊事場共に管理が行き届いており、女性や子供でも安心して利用できます。
大津谷公園キャンプ場には4棟7卓のバーベキューガーデンがあり、こちらの利用は要予約。利用料2,000円かかりますが、網や鉄板は無料で貸してもらえます。
芝生のサイトと砂利のサイト
大津谷公園キャンプ場は大きく分けて「芝生のサイト」と「砂利のサイト」があります。

芝生サイト
ファミリーや子連れのキャンパーに人気なのは芝生サイト。緩やかな坂道になっているのが特徴で、平坦な場所にテントを設営するとなると、早めの場所取りが必要なのが少し残念なポイント。
ですが、やはり地面が芝生ということもあって一番人が集まるエリアです。
芝生サイトと川を挟んで反対側にあるサイトは全て砂利の地面になります。林間サイトっぽくなっているエリアもあり、ハンモックやタープをかける時に便利。

砂利サイト
ソロキャンパーやコアなキャンプスタイルの人たちが集まって、より自然に近いキャンプを楽しんでいるエリアとなっています。
真横がすぐ山となっており、芝生サイトよりも日照時間が短め。夏は日陰ができていいのですが、冬は濡れた食器やテントを乾かすのに時間がかかるかもしれません。
また、砂利エリアの地面はとにかく硬いので素材の良いペグは必須。僕が大津谷公園に行く時は必ず「鍛造ペグ」を持っていきます。
テントに付属しているペグは速攻でお陀仏になるので、安いやつでも素材がちゃんとしたペグを持っていくようにしましょう。
おすすめのテントペグ
焚き火について
大津谷公園では全面”直火”禁止。焚き火台の使用に限りOK。焚き火で出た灰はキャンプファイアができるスペース、もしくは飯ごう施設がある場所に捨てるとのこと。
ゴミを捨てる場所はないので、各自全て持ち帰るようにしましょう。
初心者・上級者問わずおすすめのキャンプ場

キャンプ場中腹あたりから見える景色
キャンプ場自体広く、さらに付近にはスーパーや温泉などが充実しているので、キャンプ始めたての人も安心して利用できます。もちろん上級者の方も、季節によって変わる大津谷公園の景観はいくら来ようと飽きないはず。
何よりも無料で利用でき、面倒な予約が要らないのが一番のおすすめポイント。
岐阜のキャンプ場をお探しの方はぜひ大津谷公園キャンプ場を利用してみてください。
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